食べたら危険@ ネギ中毒について


食べたら重篤な中毒症状を引き起こす可能性のあるネギ中毒についてです。



ネギ中毒の特徴


症状
赤血球が酸化傷害を受けされることにより破壊されます。
赤血球が破壊されることにより血の色の尿が出ることがあります。
さらに赤血球が不足し貧血となると、重篤な場合は命に関わる怖い病気です。

治療

輸液:中毒物質の排泄を促します。
ビタミンC・E:血液の酸化傷害を抑制してくれます。
ステロイド:障害を受けた赤血球が破壊されるのを遅らせてくれます。
輸血:破壊され生命維持に不足した血液を補います。

その他
ネギ中毒を起こす中毒量は個体差があり、あまりハッキリしていません。
以前、ネギを一口食べただけにも関わらず輸血が必要なほどの貧血状態になったチワワの子がいました。
そう考えると中毒量で考え様子を見るよりも、ネギを口にしたらすぐ対処した方が良いと思います。