食べたら危険A チョコレート中毒について


食べたら中毒症状を引き起こす可能性のあるチョコレート中毒についてです。



チョコレート中毒の特徴


症状
カカオに含まれるテオブロミンという成分により中毒症状が引き起こされます。
症状は下痢やおう吐などの消化器症状に加え、興奮、不整脈、痙攣などがあり、
重篤な場合は昏睡状態から死亡する例もあります。
特に、もともと心臓疾患を患っている子は中毒によって引き起こされる興奮や不整脈によって更に心臓に負担かかるため特に気を付けてほしい中毒です。

治療
チョコレートを食べてまだ時間がたっていなければ催吐処置(吐かせる)によって中毒物質を除去します。
時間がたってしまった場合は催吐処置の効果は低くなってしまいます。
誤ってチョコレートを食べてしまったときはなるべく早めにかかりつけの獣医師に相談してください。

その他
ネチョコレート中毒を引き起こすテオブロミンですがチョコレートの種類によって含有量が異なります。
ビターチョコやカカオパウダーなどはカカオ成分が多いため特に注意が必要です。
逆にミルクチョコやチョコレート風味菓子などのカカオ量が少ないため比較的緊急性は低いと言えます。