食べたら危険③　ブドウ中毒について


食べたら中毒症状を引き起こす可能性のあるブドウ中毒についてです。



ブドウ中毒の特徴


症状
嘔吐、そして致死的な急性腎不全を発症することがあります。
ブドウを摂取した可能性がある場合は必ず病院に診てもらいましょう。
またブドウを摂取して腎臓の数値があがる(症状が出る）のには２日程かかることがあります。
そのため食べたか不明で嘔吐が無かったとしても安心せずに２，３日後には血液検査で腎臓の機能を確認しておきましょう。

治療
ブドウを摂取して間もないのであれば、吐かせて中毒物質を除去します。
もし時間がたってしまった場合は、下剤や活性炭などで中毒物質の排出を早めます。
さらに嘔吐などの症状に合わせた治療と腎不全の治療を併用することになります。

その他
ブドウ中毒はどの成分が原因で起こるのかなどが不明なことが多い中毒です。
食べても無症状の事もありますし、少量でも体調不良を起こすこともあります。
しかし、中毒を起こした場合に出る腎不全は非常に恐ろしい病気のため、食べてしまった場合、または食べた可能性がある場合はかならず病院で診てもらいましょう。